冷凍パンを焼き立てパンに戻す方法
デンプンを水とともに加熱すると、デンプン粒が水を吸収膨張して糊状の物質に変わります。
「デンプンの糊化」(α化)と言われています。
糊化によってできたデンプン(αデンプン)は、生のままのデンプンよりも消化されやすく甘みを感じます。
αデンプンをそのまま放置しておくと繋がり合って鎖状となり、また元の状態に戻ってしまいます。
これを「デンプンの老化」(β化)と言います。
どんなにおいしいお米で炊いたご飯でも、冷めてしまうととおいしさが半減します。
なぜなら、お米の中のデンプンが「糊化」(α化)から「老化」(β化)に変化するから。
パサパサしておいしくなくなってしまうんです。
お察しの通り(笑)パンも同じ。
焼きたてはフワフワでも、一日経つと固くなるのは、デンプンが老化するからです。
パンは温めたほうが絶対おいしい!
トントンの食パンにウインナーを乗っけてみました~
オーブントースターへGO!
焼けました~おいしそう~
アツアツです~いっただっきま~す☆彡
もちろん、自然解凍でも十分美味しく召し上がれます。
朝食で召し上がる時は、前日の夜に冷凍庫から出して常温で解凍してください。
お出かけの際は、冷凍庫から出して持っていかれると、お昼にはふわふわ、食べごろです。
冷凍パンのおいしい温め方
ネットショップで販売している卵乳アレルギー対応の冷凍パン。
これまで「自然解凍してからオーブントースターで1〜2分温めてください」とお願いしていましたが…
お客様より冷凍パンの美味しい温め方を教えていただきました。
冷凍パンを解凍してさらに温め、焼きたての風合いに出来る技があっただなんて!!
実際に試してみました。
まずは、一番人気のメロンパン。
冷凍状態のままアルミホイルで隙間なく包んで、オーブントースターにポン!
10分ほど温めてみました。
こ、これは・・・
中はふわふわ、外はカリカリ!
まるで焼きたてじゃないっすか!!
ウインナーコーンマヨも。
このパンも大丈夫でしたヽ(*´∀)ノ
さつまいもあんパンも試してみましたが、やっぱり具が入ってるパンは中身までは温まりませんでした。
あんパンやクリームパンなど具が入っているパンは、自然解凍後にアルミホイルで包んで、5〜6分くらい温めるのがよさそうです。
で、もし、アルミホイルで包み忘れると、こうなります。
あぁ・・・
でしょうねぇ…
冷凍パンを焼きたての風合いに出来る美味しい温め方。
アルミホイルで隙間なく包むのを忘れないようにしてください。
このアルミホイルを使う焼き方は、トントンのパンだけじゃないです。
スーパーやコンビニで売っているメロンパンも焼きたてにかなり近い感じに戻るんです!
オーブンレンジだとうまく温められないことがあるので、グリル機能があればそちらでお試しください。
熱に弱いクリーム系が入っているようなパンでなければ、どのパンでもおいしさアップを保証します。
ぜひ一度お試しください\(^o^)/