手作りパンの価格と製造工程の関係
ネット販売用のパンを直販するようになって、お客様に言われる言葉。
「なんでこんなに高いの?」
ですよねぇ〜
工場も広くなって、ずいぶんとパンを作りやすい環境になりました。
このパン工場直販店は、ネットでご購入されるお客様に手に取って選んでいただきたいのと、地元のお客様に焼き立てパンを召し上がっていただくて作ったお店です。
アレルギーとは全く無縁の地元のお客様にしてみれば、コンビニやスーパーで販売されている袋売りのパンとの違いがよくわからない。
わかるのは焼きたてパンということだけです。
なぜ、コンビニやスーパーで販売されているパンと焼きたてパン屋のパンの価格に違いが出るのかというと・・・
それは、原材料の違いもさることながら、一番の違いは設備の違いです。
なるほど。
コンビニパンはこんな風に作られているんですね。
一番機械化が進んでいる業界は、自動車業界と製パン業界と言われています。
もっと大きな大手のパン屋はもっと進んでいて、ほとんど人の手に触れることなく包装まで出来ちゃいます。
で、ウチはどんなふうに作っているかというと・・・
ほぼほぼ手作り(^_^;)
実は、パン生地が柔らかすぎて、機械を導入したくても出来ないんです。
一度大型の機械を試しに使ってみたことがありますが、パン生地がネチャネチャ過ぎてうまく行きませんでした。
機械屋さんにはパン生地を固くするように勧められるも…断固拒否(笑)
だって美味しくないパンを作りたくないでしょ!
そんなわけで、人手がかかることで人件費がかかり、パンの価格に反映されているというわけです。
とは言うものの、価格が高いより安いほうがいいですよね。
今まで以上に効率化を図って、価格を抑えられないかが店チョの検討課題です(*´∀`*)