スーパーやコンビニでよく見かける黒糖パンは、実は黒糖パンではない?
黒糖を使ったお菓子やパンを召し上がったことはありますでしょうか?
もし興味がありましたら…黒糖のお菓子やパンの原材料を見てみてください。
ほとんどの場合、小麦粉、砂糖…ときて、最後の方に黒糖、香料、カラメル色素って書いてあります。
原材料表示は、重量の多い順に記載するルールとなっています。
つまりこれは、黒糖本来の味ではなく、香料とカラメル色素で黒糖の味を出しているということ。
それってなんだか騙しているように感じるのは私だけでしょうか?
スーパーやコンビニでよく見かける黒糖パンは、実は黒糖パンではありません。
カラメルや黒糖フレーバーで味付けされた、「黒糖風味のパン」なんです。
黒糖だけで黒糖の風味を感じることができるパンを作ってみたい
食品添加物に頼ることなく、黒糖だけでパンを作るのは至難の業。
通常のパンとは明らかに違う物性になり、どろどろでネバネバ、まるで「とち餅」のような生地になります。
上白糖やグラニュー糖には含まれない、何かがパン生地に作用しているようです。
- 黒糖だけでパンを作ることは無理なのか?
- 黒糖を減らして、香料とカラメル色素を入れて、バランスを取るべきか?
- はたまた、食品添加物でパン生地を改良すべきか?
どの選択肢も、トントンらしくない。
どうしても、黒糖だけで黒糖の風味を感じることができるパンを作ってみたい。
生地の扱いが難しくなったり、生地がだれて膨らまなかったり。
どうしてうまく作れる時と、作れない時があるのか?仮説を立てて検証する日々。
試作を4年間続けて、ようやくうまく作る方法を発見しました!
白砂糖不使用、香料不使用、着色料不使用の本物の黒糖パン
トントンでは、白砂糖を使わず、香料もカラメル色素も使わず、黒糖のみで味や色を出しています。
なので、とても柔らかな黒糖の風味のパンです。
- 沖縄黒糖コッペパン
- 沖縄黒糖のお子様ロール
- 五郎島金時黒糖食パン
沖縄県産100%の黒糖のみを使用。
一度手に取って見て頂きたいパンです。