健康のための最適な「食べる順番」よりも大切なこと
こんばんは!
tontonの店チョです(*^^*)
毎日暑いですね。
夏バテはしていませんか?
夏バテ防止にはしっかりとした食事をとること。
でも、この「食事」に関して、情報が氾濫していて、どうしたらいいのかわからなくて迷子になります。
ある先生は「野菜から食べましょう」と言い、ある先生は「肉・魚ファースト」と言い、ある先生は「ご飯から食べましょう」って…
なんなん!
食事のとり方、食べる順番について、どんなふうに考えればいいのでしょうか?
「食べる順番」の各主張とは?
食べる順番についての各主張をまとめてみると…
野菜から食べましょう(ベジファースト)
- 血糖値の上昇を緩やかにすることで、太りにくいカラダづくりに繋がる
- 食物繊維の働きにより糖尿病を予防、急激な血糖上昇を抑えることで動脈硬化を予防
- 野菜をよく噛んで食べることで、脳を刺激し、認知症の予防に繋がる
魚肉から食べましょう(ミートファースト)
- 代謝が活発になり、ダイエットに効果的
- 消化がゆっくりになり、お腹が空きにくい
- 食欲が減って、脂肪分解能力がアップする
ご飯から食べましょう(炭水化物ファースト)
- 糖尿病などの病気でない限り、そもそも血糖値上昇は悪いことではない
- ご飯を先に食べたほうが、食後の満足感が高くなって余計な間食をしなくなる
- 血糖値が十分に上がらないと満腹感を得られないため、結果として食べる量が低減される
各主張はどれも正しいように見えるのですが…
なんなんなん!
何が目的なのか?
この「食べる順番」は、そもそも何を目的としているのでしょうか?
健康的なカラダづくり?ダイエット?老化防止?
それとも全てを包括したものでしょうか。
「健康的なカラダづくり」と言っても、カラダの大きさや性別・年齢によって考え方は違ってくるはずです。
カラダが小さい人は食べる量も少ないですし、年齢を重ねると食べたくても食べられなくなってきます。
なんとなく「ベジファースト」はカラダに良いと言われていますが…
野菜を食べただけでお腹がいっぱいになり、タンパク質や糖質が食べられなくて、若い女性や高齢者が「隠れ栄養失調」になる危険性があるそうです。
また、「まずは野菜を全部食べ、その後おかずを2/3食べた後ご飯を解禁」なんて食べる順番と量を指定されている先生もいらっしゃって、困惑します。
そこまで縛られちゃうと、なんだか楽しく食べる自信がありません。
そう、「楽しく食べる」ことがいちばん大切なのでは?と思うんです。
「食べる順番」よりも大切なこと
食べる順番で、血糖値の上がり方に差が出たり、栄養の吸収の仕方が変わったり、太り方が変わったりするのかもしれません。
でも、同じものを食べているので、そんなに気にするほど差が出ないのでは?なんて思っちゃいます。
飽食の時代になって、一番の問題点は、食べすぎているということだと思います。
カラダのためを思って食べる順番を決めたとしても、間食に甘いものを食べすぎていては、何の意味もないですよね。
情報が氾濫していて、何が正しいのか分からない時代。
原点に帰って、自分のカラダに聞いてみるのが一番いいのでは?なんて思っています。
いつ食べたいのか?何を食べたいのか?どのくらい食べたいのか?
誰かに言われたことを鵜呑みにするのではなく、自分自身に聞いてみる。
その基準は、
- お腹が空いたときに
- いろんな食べ物をバランスよく
- 腹八分目を意識して
がいいのではないか?
そして何より…
食べ物に感謝をして、みんなと楽しく食べることが、一番いい食べ方だと思うのですが…
みなさんはどう思われますか?