国の防災基本計画でアレルギー対応の食料について始めて明記されました。が…
2011年の東日本大震災のとき、多くのアレルギーっ子が炊き出しなどの原材料がわからないことで苦労したことを受け、政府は国の防災基本計画を見直しました。
おっそ!
もう11年も経っているんですけど…(^_^;)
でも、少しでも前進したことについては、喜ぶべきことと思います。
で、中身を見てみると…
被災地方公共団体は、避難所における食物アレルギーを有する者のニーズの把握やアセスメントの実施、食物アレルギーに配慮した食料の確保等に努めるものとする。
345ページ中、一文だけ…
しかも、「努めるものとする」って、努力義務ですか…
不安でしかない…
いろんな食物アレルギーがあるので、すべてのアレルギーっ子に対応するのは難しいと思います。
でも、努力義務だと、対応できなかったとしても許される逃げ道を作ったようにも感じます。
アレルギーっ子は確実に増えていて、日本は災害大国です。
いつ何時、震災が起こるかわかりません。
東日本大震災のような大規模な被害にならないことを願っています。
修正された防災基本計画は、こちらよりご確認いただけます。(90ページに明記されています)