みんないっしょの給食!姫路市「もく保育園」での取り組み
姫路市のもく保育園にて「One Table Day」実施!世界一のヴィーガンレストラン菜道が調理 | food diversity
姫路市の認定こども園もく保育園での園児全ての食物アレルギーに対応した給食が話題になっています。
月に一度、「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的とされているそうです。
現在でも食物アレルギーのある園児には除去食を提供されていますが、みんなが同じものを隣り合わせで食べられません。
なるべくみんなと同じものを同じように食べられる環境を整える取り組みはできないものか?
そういった観点から、園児のアレルギー状況を確認した上で、月に一回「園児のアレルゲンをすべて除去した給食」を提供されています。
food diversity:姫路市のもく保育園にて「One Table Day」実施!世界一のヴィーガンレストラン菜道が調理より引用
この見た目で、卵の乳製品も肉も魚も使っていないって!
しかも、ゆで卵みたいなものやプリンまである
!
野菜でできたゆで卵(みたいなもの)を興味津々で食べていたり、乳のアレルギーを持つ園児がプリンをお代わりしている姿は感動的だったそうです。
栄養計算もしっかりと行われていて、栄養の偏りもないとのこと。
素敵な取り組みですね。
このアレルギー対応の給食を作られたのは、東京のレストラン「菜道」のシェフ楠本勝三氏。
「菜道」は全世界のベジタリアンが投稿する口コミサイト、Happy Cow(ハッピーカウ)の「ベスト・ヴィーガン・レストラン」で全世界の11万を超えるレストランの中で1位に選ばれたお店とのこと。
そりゃ、間違いなく美味しいですね!
今回の取り組みは、ヴィーガン食の導入や活動を推進することを目的とされているわけではありません。
アレルギーがあってもなくても同じ給食のメニューで一つのテーブルを囲むことを目的とされています。
除去食も対応が難しい保育園がある中、アレルギー対応・みんなが同じ給食を一つのテーブルで食べられる給食を提供してくださる保育園がある。
それを知っただけで、なんだか救われる気持ちになります。
こういった活動が広がっていくことを心から願っています。