届いたパンはどのように保存されていますか?
冷凍パンが劣化する、一番の原因は?
ここ最近、「パンに冷凍庫の臭いがついた」「パンを解凍したら固くなってる」というお問い合わせをいただくようになりました。
食べようと思ったら、パンに臭いがついていたり、固くなっていると、がっかりですよね。
その原因は何?
どちらもパンの保存方法で解決するかもしれません。
冷凍庫に入れているのに、パンが解凍?
不思議に思われるかもしれませんが、家庭用の冷凍庫は庫内が狭い上に開け閉めが激しいので、プラスの温度帯になることがあります。
気温が高くなってくると、一気に暖かい空気が冷凍庫内に入り込んでいるのかもしれません。
「凍る」とは、モノの中の水分が氷になっている状態のこと。
パンはそもそも水分が少ない食べ物なので、すぐに凍る反面、あっという間に解凍してしまいます。
冷凍解凍を繰り返すと、パンの中の水分が外に出てしまって、霜になります。
- 氷だったところが空洞となり、臭いを含んだ空気が入り込みます。→冷凍庫の臭いの原因
- パンの中の水分が少なくなればなるほど、ふわふわ感は失われます。→パンが固くなる原因
賞味期限は製造日より6ヶ月としていますが、あくまで完全な冷凍状態(-18℃以下)での期限です。
家庭用の冷凍庫の場合は、届いてから1ヶ月以内に召し上がっていただくことをおすすめします。
冷凍パンを美味しく食べる方法について、コラムに詳しく書きました。
よろしければ読んでみてくださいね。