アレルギー対応パンを作る原点
先週末に発売を開始した「給食用沖縄黒糖コッペパン」
もう召し上がった方はいらっしゃいますか?
パンは同じ材料でも大きさによって食感や味が変わるんですよ〜
ちなみに、大きいパンのほうが美味しく作れます。
黒糖パンシリーズがお好きな方は、ぜひ一度お試しくださいね。
ここ数年来、新商品はすべて「お客様の声」から作られています
自分で画期的なパンを開発しないのか!なんて言われそうですが…(^_^;)
「自分の食べたいパン=お客様の食べたいパン」じゃないですからねぇ…
そもそも、アレルギー対応パンを作るきっかけとなったのは、近所の女の子がアレルギーで、お母さんから「卵と乳製品を使っていないパンを作っていただけませんか?」とご依頼をいただいたから。
もう、12年も前の話です。
その時は、全くアレルギーについての知識もなく、「いいですよ〜」なんて簡単にお答えしたのですが…
卵と乳製品を使わずに「おいしい!」と言っていただけるパンを作ることは簡単ではありませんでした。
念願のチョコクロワッサンも「お客様の声」がきっかけ
でも、幸い??にして全然売れていないパン屋だったので、一人でも喜んでいただけるなら、ご要望にお答えしたい!
それからしばらくは、近所の女の子、ちなみちゃんのためにパン屋をやっていたようなものです。
よく経営が破綻しなかったなぁ〜なんて今にして思います。
ちなみちゃんの笑顔が見たくて…
それがいつしか、通販で買ったパンを召し上がっていただく子どもたちの笑顔が見たくて…
この想いがアレルギー対応パンを作る原点になっています。
これからの課題は…
そんなこんなでパンの種類はどんどん増えていって、今では94種類!
卵と乳製品(とナッツ類)を使わずに、よくここまで種類を増やしたもんだと我ながら感心しますが、在庫を保管する冷凍庫は常にパンパン。
もう限界。
ひどいときは、冷凍庫の中で遭難しかけます(笑)
これ以上新商品を作るためには、何かを止めないと冷凍庫に入らない状態です。
もし、お気に入りのパンがなくなったとしても、お許しください…
なくなったということは、新商品が作られるということですから…