アレルギーっ子の夢、チョコフォンデュ!
乳アレルギーっ子の憧れ、チョコレート。
ココアでチョコレート風にしたものや、キャロブを使ったチョコレート風のものではなく、本物のチョコレートを使ったパンを作りたい。
世界中のチョコレートを探しました。
日本の大手チョコレートメーカーには卵乳不使用のチョコレートは存在します。
でも…
どのメーカーに問い合わせても、ミルクチョコレートと同じ製造ラインで作られていました。
だったら、ベルギーやフランスのメーカーならあるのか?
日本の販売代理店にお願いして、世界中のチョコレートメーカーにも問い合わせました。
結果は、日本のメーカーと同じ、コンタミネーションのあるチョコレートでした…
チョコレートを製造する機械はとても高価なものらしく、必ずと言っていいほどミルクチョコレートと同じ製造ラインで卵乳不使用のチョコレートは生産されていました。
製造段階でのチョコレートはドロドロしているので、どんなにキレイに洗浄してもミルク成分が残ってしまうようで、微量ではありますがミルク成分が混入してしまうんです。
原材料に「乳」が表記されていないチョコレートを食べて、乳アレルギーが発症してしまい、病院に運ばれる事例が後を絶ちません。
現在裁判になっている事例もあるそうです。
この事態を重く見て、日本のほとんどのメーカーでは乳成分を使っていなくても原材料表示に「乳」と表記しています。
おすすめできるアレルギー対応のチョコレートを見つけた!
こちらの会社は、岐阜県の製菓会社の会長さんが引退後に「社会に恩返ししたい」と考えられて、アレルギー物質がないチョコの開発に没頭、三カ月間の試作の末、販売を開始されたという情報が!
早速取り寄せて食べてみると、おいしい!普通のチョコレート!!いや、普通よりおいしいかも!!!
販売元の日幸製菓さんに問い合わせるも、お付き合いのあるところじゃないとお取引できないって言われちゃいました...
それでも諦めきれなくって、諦めきれなくって、諦めきれなくって。
以前、tontonのランチ会でお会いしたアレルギーナビゲーターの細川真奈さんに相談したら、日幸製菓の会長さんを紹介してくれるって!
場所は岐阜県の各務原市。
わがまま言って、真奈さんにもお越しいただきました(*^^*)
- アレルギー物質を一切持ち込んでいない工場でアレルギー対応チョコレートを作られていることに感動したこと
- 他のチョコレートよりも美味しいチョコレートだったこと
- アレルギー対応パンを作り始めた経緯
- このチョコレートで今まで見たことのない美味しいパンを作りたいこと
などなど。
いろいろお話させていただきました。
会長さんの熱いチョコレートへの想い、アレルギーっ子が悲しい思いをしていること、たくさんの感謝のお手紙をいただいたことなど。
たくさんのお話を聞かせていただいて。
話が盛り上がっちゃって、あっという間に時間が過ぎ、工場見学をさせていただいた頃には、チョコレートの製造はほとんど終わっていました…(^_^;)
そして、なんとこの小さなパン屋に、直接チョコレートを卸していただけることに!
(∩´∀`)∩ワーイ(∩´∀`)∩ワーイ
会長さん、ありがとうございます!
チョコレートソースの作り方
板チョコとしてそのまま食べても十分おいしいんですけど、いろいろと手を加えてたら、さらに楽しい!!
豆乳と合わせてチョコレートソースを作れば、憧れのチョコフォンデュが楽しめます(*´∀`)
アレルゲンフリーチョコレート1枚に対して、豆乳30gを合わせて湯煎、または耐熱容器に入れて電子レンジでチョコレートが溶けるまで加熱してください。
チョコフォンデュ、サイコー\(^o^)/
季節のフルーツやマシュマロ、もちろんtontonのパンをチョコレートソースにつけて。
ご家族やお友達と一緒にチョコフォンデュパーティーはいかがですか?
もう盛り上がること、まちがいなしです!!(๑´ڡ`๑)