トントンにはなぜ10枚切りの食パンがないのか?
食パンのスライスをサンドイッチ用に10枚スライスしていただくことは可能でしょうか?
お客様からお問い合わせをいただきました。
サンドイッチ用の食パンといえば、10枚切り。
もっと薄くスライスされた12枚切りの食パンも見かけたことがあります。
でも、トントンのサンドイッチ用の食パンは8枚切り。
なぜ?と思われるお客様も多いと思います。
なぜトントンには10枚切りがないのか?
それは、食パンが柔らかすぎで、10枚の薄さにスライスできないからです。
ごめんなさい。。。
食品添加物を使わずに極限まで柔らかさを追求しているので、薄くスライスしようとすると、スライサーの刃が入っていかないんです。
何度も挑戦してみましたが、食パンがぼろぼろになったり穴が空いたりして、とても販売できるような食パンにはなりませんでした。
8枚切りの厚さが限界。
レーザーやウォータージェットなど、食パンに圧力がかからない画期的なスライサーが発売されたら…
10枚切りや12枚切りのような薄いスライスが可能なのかもしれません。
あ、、、スライスができたとしても、焦げたり濡れたりして食パンがダメになってしまうような…(^_^;)
サンドイッチには10枚切りが定番?
なので、サンドイッチを作り慣れている方には、「なぜ?ないの??」ってなるんだと思います。
でも、一度8枚切りでサンドイッチを作ってみてください。
たっぷりの具材と軽やかな食パンが調和して、とても美味しいサンドイッチになります。
お夕飯のおかずの残りをサンドイッチの具材として使っても美味しいです。
和食のおかずのサンドイッチはあまり見かけませんが、意外といけますよ(*^^*)
美味しい食パンを召し上がっていただきたくて…
菓子パン、惣菜パン、クロワッサン、フランスパン。
どのパンをとってもクオリティの高いお店で修行させていただきました。
でも食パンは…
修行させていただいたお店のの食パンは口溶けがあまり良くなく、 どううまく作ってもおいしいとは思えないものでした。 (よく売れていましたが…)
一番食べるのは食パン、大好きなのも食パン。
おいしい食パンを作りたい、そして食べたい。
ならば自分で研究して作っちゃおう!
目指しているのは、
- 余計な材料を使わず、素材の香りや味を大切に
- 口に入れたときにシュッ溶けるような食感
- 耳はサクサク中身はフワフワ
25年の時が過ぎ、今のトントンの食パンがあります。