似ているようでちょっと違う。卵乳不使用パンと卵乳アレルギー対応パン
インターネットで「卵乳不使用パン」と検索すると、いくつかのホームページが出てきます。
昔はトントンしかなかったのになぁ〜
でも、選択肢が増えるっていいこと。
重度のアレルギーをお持ちの方は、気をつけなければならないことがあります。
それは、コンタミネーション(アレルゲンの混入)の問題。
お店によって、「卵乳不使用パン」「アレルギー対応パン」の定義が微妙に違っていたりします。
実は、「アレルギー対応パン」の定義は決まっていない
残念ながら、アレルギー対応パンを含む「アレルギー対応食品」の定義は、法律で定められていません。
お店が「卵乳不使用パン」「アレルギー対応パン」と謳っていたとしても、同じ厨房でたまごサンドやミルククリームパンを作っていたりします。
パン屋にとって、卵と乳製品はなくてはならない原材料だからです。
ネットショップの場合も同様で、「卵乳不使用パン」「アレルギー対応パン」として販売されていても、ほとんどの場合は同じ生産ラインで卵・乳成分を含む原材料を使用しています。
アレルギーのレベルが高いようでしたら、商品の生産ラインで特定原材料等のが使われていないか、一度確認されることをお勧めします。
トントンでの「アレルギー対応パン」の定義
「卵・乳アレルギー対応パン」とは、厨房に卵・乳製品を持ち込まない環境で生産されていて、厨房内で卵・乳製品が混入する可能性がない商品。
そんな風にトントンでは定義しています。
- ネット販売のパン(卵・乳製品を持ち込まない専用工場のパン)はアレルギー対応パンとして販売
- 実店舗の食パンのtontonのパン(たまごサンドやミルククリームのパンも製造している実店舗の卵乳不使用パン)は、「アレルギー対応パン」と謳わず、「卵乳不使用パン」
そう区別して製造販売しています。
アレルギー対応パンにも2種類ある
実は、トントンのアレルギー対応パンには、2種類のパンに分けられます。
原材料を製造している生産ラインで、特定原材料を使用しているかどうかです。
トントンのパン工場では、卵・乳・ナッツ類を持ち込まないので、混入することはありません。
しかし、ウインナーや餡などの原材料を作っている生産ラインで特定原材料を使用している場合があります。
このあたりはちょっと難しい話になりますので、コラムにしました。
よかったら読んでみてください(*^^*)