魚卵アレルギーでも大丈夫なイクラ

イクラって好きですか？

ウチの息子は小さいとき、イクラが大好きでした。

回転寿司に行くと、決まって「イクラの軍艦巻き」ばかり食べていました。

「すしネタの中でもイクラがいちばん好き」という人も多いと思います。

昔はそんなに多くはなかったと思いますが…

ここ数年、「魚卵アレルギー」の幼児が増加しているそうです。

令和3年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書 | 消費者庁

最新のデータによると、小さい子どもの食物アレルギーの原因食物の中で、魚卵が高い位置にいることにビックリです。

魚卵の中でも、代表格といえばイクラ。

昔は高級食材でしたが、最近では回転寿司やテイクアウト寿司で気軽に食べられるようになって、それと同時にアレルギーが増えてきたのかもしれませんね。

見た目そっくりのプラントベースフード「イクラちゃん」

粒状（つぶじょう）食品をメインとしたプラントベースフードを提供している会社が、プラントベースフードとしてイクラそっくりの食品を開発されました。

“フードダイバーシティ”の時代に。本物すぎる「イクラちゃん」爆誕 | TABI LABO

代替品って言われなかったら全く気づかない！めちゃめちゃイクラ！

驚きのクオリティです。

見た目だけではなく、プチッと弾ける食感やトロッとした中身も再現されているそうです。

しっかりとイクラのような触感が楽しめて、常温保存で賞味期限は1年と、驚きの技術！

ゼリー状の被膜で覆う調理技法をブラッシュアップしていき、商品化にたどり着いたそうです。

塩漬けタイプは、アレルゲンを含む特定原材料等28品目すべて不使用の、アレルゲンフリー食品。

• アレルギーや痛風などの疾患がある方
• 宗教上の制限がある方
• ヴィーガンなど、個人的に食のポリシーがある方
• 妊娠中の方
• 生活習慣病またはその予備軍となり、コレステロールなどの摂取に配慮が必要な方

他にもさまざまな理由で、イクラを食べたくても食べられない人のために開発されました。

クラファンにも挑戦中！

「イクラちゃん」を世界へ！フードダイバーシティ応援プロジェクト | CAMPFIRE

「イクラを食べたくても食べられない世界中の人に届ける」ことを目標に、現在販売に向けて準備されています。

公式オンラインショップでも予約販売されていますが、9月30日までクラウドファンディングにも挑戦！

「食べられない」から「食べられる」の世界へ

アレルギーがあって、みんなと同じものが食べられない…

今までは我慢するしかなかったけど、今はいろんな代替食品やアレルゲン不使用の食品が出回るようになりました。

プラントベースやヴィーガンの流れも後押しとなって、都会の方ではアレルギーがあっても楽しむことができるレストランやカフェも増えてきましたね。

子どもがいる20代～40代の女性のうち、およそ2割の家庭で、家族の誰かが食物アレルギーを持っているそうです。

アレルギーがあっても安心して生活ができる社会。

そんな不安を感じることがない社会になるといいですね。